統合失調症の薬、種類

メモ

私は精神科医ではありません

 

 

用語

・月経不順の原因🟰高プロラクチン血症

(※月経不順を放っておくと、子宮がんになる可能性あり)

・第一世代の薬🟰高プロラクチン血症が出やすい


区分

❤️効きそうだと思った薬

💙効かなさそうだと思った薬

 

(引用:子宮がんと高プロラクチン血症との関係)

 

f:id:Kulo_Rubbit:20240423114419j:image

f:id:Kulo_Rubbit:20240423114739j:image

f:id:Kulo_Rubbit:20240423114744j:image

(引用:こころみクリニック公式サイト)

 

 

❤️リスペリドン

《メリット》

統合失調症の薬の中で最もメジャーな薬(第一選択薬)

《デメリット》

・「高プロラクチン血症」が最も起こりやすい(第一世代)

・太りやすい

・奇形児が産まれる確率が高くなる

 

 

 

 

 

 

❤️ラツーダ

《メリット》

・比較的副作用が少ない薬

・「高プロラクチン血症」はなりやすいが、それも緩やか

・体重が増えにくい

陰性症状にも効く

《デメリット》

・食事と一緒に飲まないと効果がない

・2020年に認可された新しい薬

 

 

 

 


💙エビリファイ

《メリット》

・世界初のドーパミンアゴニスト(高プロラクチン血症にならない)

f:id:Kulo_Rubbit:20240423114307j:image

ドパミンが過剰な場合はその働きを抑え、不足している場合は働きを補ってくれる薬

陰性症状にも効く

《デメリット》

・鎮静作用が弱い

・陽性症状を悪化させるリスクがある

 

(引用:アゴニストについて)

 

 

 

 


❤️❤️【シクレスト】

《メリット》

・「高プロラクチン血症」が出るが、その作用は緩やか

ドパミン遮断作用が強い

陰性症状にも効く

・気分の安定が期待できる(興奮を抑える)

《デメリット》

・眠気が起こりやすい副作用あり→仕事に影響する...?

・薬価が高い

 

 

 

 


ジプレキサ

セロクエル

《デメリット》

体重増加の作用が強い薬

 

 

 

💙【ルーラン

《メリット》

高プロラクチン血症はあるがそれが緩やか

・衝動性を抑えることが出来る

《デメリット》

・陽性症状は抑えられないため、統合失調症に使われるのは稀

 

 

 

 


💙【レキサルティ】

《メリット》

ドパミン(D2受容体)に効く

エビリファイよりも鎮静作用が強い

・衝動性のコントロールができる

《デメリット》

ドパミンの働きは控えめ

・興奮の強い人には向かない

 

 

 

💙ロナセン

《メリット》
・幻覚や妄想などの陽性症状に効果がしっかりしている
陰性症状や認知機能の改善にも効果がある
・眠気や代謝系の副作用が少ない
高プロラクチン血症が少ない

・日本で開発された薬で、日本以外ではあまり使われない
《デメリット》
ドパミン系の副作用のうち、錐体外路症状が多い
陰性症状の改善がマイルド
・興奮の強い人には効かない
・食後に飲まないと効果が弱くなる